学校はしあわせをわかち合える場所
道教組に加入する先生がこんな話をしてくれました。 私の家庭は幼い頃とても複雑で、両親を尊敬したり家族愛というのとは縁遠い暮らしをしていました。そんな中で、私にとっての「学校の先生」はまさに生きる希望でした。親戚や地域の知り合いも少ない私には、信頼できる大人は学校の先生しかいませんでした。だから、学校の先生になろうと思ったんです。 そう。子どもたちが生きるということは、学ぶことであり、その場所にいる「学校の先生」とどのような時間を過ごすのかということであると思うのです。 子どもたちにとって最も身近な存在で、彼らの人生に働きかける「学校の先生」……