- 止めよう!変形労働制
- 2019年11月26日
「止めよう!変形労働時間制」ニュース NO.25
教員の欠員、教員採用試験の受験者数の減少 学校が「ブラック」だという認識が広がり、教員の確保もままならない危機的……
部活動指導員の予算は増加! しかし成り手がいない!
働き方改革と部活動指導員
教員の働き方を変えていくため、2017年度から部活動指導員が制度化されています。2019年度の文科省予算によると、3000校分の予算を計上し、運用しています。これは全国の3割の学校に行き渡らせる計画となっています。2020年度にはさらに予算の概算要求は増やされてきています。しかし まだ半分の学校にも行き渡らせるだけの予算も組まれていないのが現状です。これで教員の働き方は改善されるのでしょうか??現場で働いている身からすると、到底理解できないでしょう。また部活動指導員の補助金配分は、「部活の時間や日数の削減に積極的に取り組んでいる学校から優先的に補助金を配分することにした」(産経新聞 2019.1.25)となっており、「結果を出すところにお金を出すよ」という本末転倒な内容になっています。苦しんでいる学校にこそ必要なのではないでしょうか??しかも国からの補助は 1/3 だけ、残りは都道府県が1/3、市町村が1/3 の負担となっています