道労連定期大会が開かれました

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8月5日・6日に、道労連定期大会が札幌市内で開かれました。黒澤議長は、「参議院選挙の結果を北海道の小選挙区にそのまま当てはめると10選挙区で野党共闘が勝ち、アベ政治を追い詰めることができるほどの結果をつくりました。社会運動と要求運動の相乗作用の中で、労働組合運動が社会的責任を果たしていこう」と話しました。来賓には、戦争をさせない北海道委員会の岩本一郎さん(北星大学教授)などが参加し、挨拶しました。

 報告に立った出口道労連事務局長は、「要求実現の運動を進めることと組織を拡大強化していくことが喫緊の課題。労働組合に対する不信感が広がっていないだろうか。一方で、サウンドデモを1回やったら若者は『楽しい』と。今度は自分たちで機材を揃えやろうということになった。すべての活動を組織拡大につないでいこう」と話しました。

 道教組からは、椙木書記長が「昨年の安保関連法(当時は「案」だった)反対のとりくみに参加した組合員が、初めて街頭でマイクを握って自分の思いを訴えたら、口々に『やってよかった』と感想を述べ、その後その経験から元気に成長している。今後の憲法改悪阻止のとりくみにもいきるものだと思う。組織拡大については、もう少しで3月末減数を回復できるところまできた。各組織1名の拡大をやって、何としても現勢回復をめざしたい」と発言しました。