- 道教組の取り組み
- 2024年5月4日
緊急オンライン学習会「中教審『審議のまとめ』のポイントを学ぼう」
中央教育審議会は教職調整額の見直しや、メリハリある給与構造への改革などを念頭に置き、政府は来年の通常国会では法改……
中教審が答申を出そうとしています。私たちの声はパブリックコメントに集まったものの、特別部会では「とりまとめに対する世間のご意見の中には、誤解に基づくものも多かったように思います」という委員の認識があったりして、私たちの願いとかけはなれていると感じさせる現実があります。
一方で、私たちの運動は間違いなく響いているという見方もできるのです。全教が8月1日に実施した文部科学省概算要求交渉では、文科省担当が「教職員定数の改善は非常に重要である」と回答しているなど、情勢の変化は間違いなくあるのです。
こうした最先端の情勢を学び、秋から冬にかけて教職員組合に集う私たちはどんなことができるのかを考える機会をもうけることにしました。9月8日(日)に学習会を行います。
9月8日日曜日は、当初、9時から12時の時間帯に単組代表者会議を行う予定でした。急遽この時間に、学習会を行うことにしました。
この学習会は二部構成、前半は全教・生権局長の吹上 勇人さんを招いて、最新の情勢や全国各地の先進的な取り組みについて学びます。このコーナーは、ZOOMを使ったハイブリット形式で行います。道教組に加入する先生はZOOMで参加することができます。また、各単組からは、会場で参加する方と、ZOOMを使って参加する方の計2名の参加をお願いします。
後半は、前半の学習をうけて、秋から冬にかけて、それぞれの地域でどのような取り組みをすることができるのかを考え合います。ZOOMのブレイクアウトルームを活用して、各単組の参加者を、会場とZOOMでつなぎ、それぞれの地域で具体的にどんな取り組みができる可能性があるかを考えます。
さいごは、要求アンケートのお願いです。
道教組では、春から夏にかけてパブリックコメントに合わせて、「こんな学校になってほしい」というような声を集めました。そこで今回は、「私たちの働き方」「中教審答申について」そして、私たち道教組の運動についての要求アンケートをとることにしました。回答時間は約3分。短時間でたくさんの声を集め、この声を生かして秋から冬にかけての取り組みを進めたいと考えています。ぜひ、単組内でお知らせしていただき、ご協力をお願いします。
中央委員会、そして単組代表者会議と学習会。どれも大事な道教組運動の節目です。ぜひご理解いただき、力合わせをお願いします!