現場の様子を「見える化」するために、アンケートにご協力ください!

中教審が答申「『令和の日本型学校教育』を担う質の高い教師の確保のための環境整備に関する総合的な方策について~全ての子供たちへのよりよい教育の実現を目指した、学びの専門職としての「働きやすさ」と「働きがい」の両立に向けて~」を8月27日にまとめました。

18,354件のパブリックコメントが集まったにも関わらず、特別部会の「審議のまとめ」の段階から、国民の意見を反映することなく、答申としてまとめられました。

道教組では、こうした現状を受けて改めて私たちの働き方を見える化するアンケートを行っています。

例えば、「9 時間外勤務が発生する主な理由となる業務はなんですか」という複数回答可の質問があります。

下のグラフはリアルタイムで回答が変動するようになっています。

これによると、時間外勤務が発生する理由の主たるものは、「仕事量が多い」になっています。

基礎定数の改善により先生の数を増やすというのが私たちの大きな願いです。現実的な対応としては、1015時間に代表される年間総時数を柔軟に考えるなど学校でできる工夫がないわけではありません。ただ、こうして「仕事量が多い」という声が多くを占めるということから考えれば、こうした現場の工夫も柔軟にはなかなかいかないのではないかと考えざるを得ない状況があります。

道教組では、引き続き現場の様子を見えるようにするための取り組みを進めます。まずはアンケートです。全道の組合に集う先生方、そしてそのまわりにいらっしゃる先生方の生の声を集めます。ぜひ、力合わせをお願いします。

アンケートはこちらからお答えください
道教組「黙っていては変わらない! 先生方の働き方見える化アクション」アンケート アンケートにご協力をお願いします。 ◆教職員のみなさんを対象にしたアンケートです。道教組加入・未加入問わずご協力をお願いしています。 アンケートは全20問、3分程度で回答できます。 ◆質問は「働き方について」「中教審答申について」「今後の取り組みについて」の3つのテーマです。9月30日を締切とします。