よりよく生きる

よりよく生きる。 --- 教職員の生活と権利を向上させるためのとりくみ

2021年、twitterを中心にハッシュタグ「#教師のバトン」が流行し(バズリ)ました。

文部科学省の意図とは裏腹に、学校現場の苦悩がtwiiterに溢れました。

戦後、学校という場所で働く私たち教職員は、幾多もの困難を乗り越える教育運動を展開してきました。

いまとなっては当然のこととなっている、育児休業を3年間取ることができるというのも、多くの教職員の願いが結実したものと言えます。

また、北海道内の、いわゆる「へき地」といわれる地域では、教員住宅を快適な住まいとなるよう市町村教育委員会に求める運動があったこともあります。

こうして、「もっとこうならいいのにね」という願いを集めて解決に向けてコトを運ぶのは、教職員組合運動の得意とする分野です。

最近では、「働き方改革」の名のもとに、機械的に勤務時間が減るよう求められるような動きがあります。現実には、授業準備や児童生徒への対応などやるべきことは多岐にあるにもかかわらず、「改革」の「成果」ばかりが求められる…そんな動きも見られます。

子どもたちにとって、先生が元気であることは何より充実した「教育環境」と言えるでしょう。そういう意味では、「働き方改革」は、ひとりひとりの先生方にとって教育の質の向上につながるべきものであるはずです。

道教組では、全道の先生方と力合わせをして、先生方の生活と権利がよりよく向上するための取り組みを進めています。