おやすみですね。おやすだからこそできる経験を…
第1回単組代表者会議&北海道子どもセンター総会
3連休に入り、ほっとひといき。4月が終わろうとしていますね。
まとまった時間をもって学校を離れられる瞬間でもあります。
いつも教室、いつもの職員室じゃ気付けない広い世界に羽ばたける瞬間でもあります。
今年は修学旅行の担当。時間があるうちに下見を兼ねて見学先の博物館に行ってみようと思うんです。
時間がある時ですから、そんな過ごし方もあるでしょう。
そんな声が聞こえてきてしまいそうです。普段の仕事から離れつつ普段はできないことをするっていうのは、修学旅行の下見以外に、例えば都会のでっかい本屋さんに行くとかも含めて、いろいろありますよね。
せっかく時間があるから、美味しいものを食べに行こう
その土地だから食べられるグルメを食べに行ったりするというのもありますよね。
最近では、何か受け継ぎたい思いをもってカフェやごはん屋さんを経営されている方をよくお見かけするようになりました。そんな、仕事は違えど大切にしたい思いがある人たちと話してみるというのもいいかもしれません。
地域の中で普段は出逢わない大人たちが話をしてみると、楽しいことが起こることだってあるのです。
あら、お兄さん学校の先生なんだね。実はさ、液体窒素ってのを仕事で扱ってるんだけど、知ってるだろ? あのバラの花が一瞬でパリパリってなっちゃうヤツ。
どうしても余るんだけど、今度出前授業で子どもたちに見せるなんてのはどうだい?
実はずっと前から漠然と「やりたいなぁ」って思ってたんだよ。
これはもう15年前くらいに実際にあった話だそうです。片田舎の飲み屋のカウンターでこんなふうに話が盛り上がったのをきっかけに、実際に出前授業が実現したとか。そんなこともあったりします。
さぁさぁ、札幌で組合の会議ですよ!
そんな週末の方もいますよね。はい、私たちのことです。
道教組では、この連休の2日間を使って、全道の道教組に集う教職員組合の代表が集まる会議を行なっています。また同時に「北海道子どもセンター」の総会を行いました。
世代を超えて「教育をよりよくしたい」という思いが言葉となって表れる時間となりました。
写真は子どもセンター総会のひとこま。「子どもの声を届けよう 国連子どもの権利委員会への北海道からの基礎報告書」は全道の50人の教育関係者が執筆をしたといいます。こうして声が1冊の本になるということをきっかけに、長い教育運動の歴史の上に私たちの取り組みがあるのだと感じさせられました。
私たち大人はみな、「子どもたちは学校でしあわせに学んでほしい」と願っているものです。
その具体的な行動は人それぞれ。連休にしっかりと4月の疲れをとって、春の陽気を感じてリフレッシュをして、これからまた共に教育運動をつくりましょう。