「安倍『教育再生』ストップ!」中央集会に道教組から23人参加
「安倍『教育再生』ストップ! 憲法を守り、いかそう!」と29日、東京・日比谷野外音楽堂に全国の教職員ら2700人超が集いました。安倍政権が戦争できる国づくりへ突き進もうとするなか、「教え子を再び戦場に送らない」との決意をこめ、銀座をパレードしました。全日本教職員組合(全教)、教組共闘連絡会、子ども全国センターの主催です。
道教組は、各単組・連絡会に呼びかけ、全道から23人(道退教2人含む)が参加しました。
全教の北村佳久委員長があいさつし、安倍政権の教育政策一つひとつが憲法改悪と一体だとのべ、「国民的な共同で、政治権力の支配から子どもと教育を守ろう」と呼びかけました。
集会では、埼玉の教職員がエイサーを踊ったり、親父バンド(?)の演奏もあり、全国の教職員の「憲法を守り、生かそう」「安倍『教育再生』ストップ!」に向けた心意気が伝わってきました。
25条の生存権をあげた京都教職員組合青年部長(34)は、親の貧困が子どもたちに与える影響を訴え、「人間みんなが、健康で文化的な最低限度の生活を営めるようにしたい」と語りました。
沖縄、長野、大阪、宮城、東京の教職員と高校生がリレートーク。男性(高2)は「私たちは学ぼうとする意欲をもっています。教育の自由と平和を取り戻し、人間に豊かな学びと深い追究を保障しましょう」と呼びかけました。
九条の会の小森陽一事務局長が講演。韓国とマレーシアの教職員組合からメッセージが寄せられました。
集会が終わった後、参加者は日比谷野音から銀座までパレードしました。道教組・道高教組など、北海道からの参加者はパレードの先頭に位置し、道行くみなさんに訴えました。