新学期、どうですか?

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新学期がスタートして1週間。

子どもも先生も、「さいしょの1週間、ほんとがんばった!乗り切った!」という金曜日です。

いろんなドラマがあったのではないでしょうか。

授業の準備をバッチリして5分休みを過ごしていて素敵だね

子どもたちのいいところも、忘れ物が多いっていう課題も見えてきました

引き継ぎではわからなかった、いろんな子どもの個性を発見しました

先生方の1週間は、こんな例では語り尽くせないほどのエピソードがたくさんあったのではないでしょうか。

あるベテランの先生は、こんなふうに話してくれました。

毎年、1週目って子どもも先生も緊張しているから事例って起こらないんだよね。毎年、2週目・3週目ってなっていくにつれて事例がグッと増えるんだよ。

こんな言葉を聞くと、気持ちがグッと下がってしまいますね。でも、大丈夫。子どもと担任の「わたし」という関係を「人と人との出会い」と考えてみてはどうでしょう。

「はじめまして」と出逢った初対面の人たちがどんなふうに仲良くなるかと考えてみたら、大人だったらご飯を食べに行ったり、飲みに行ったりするものです。じゃあ、子どもと先生だったらどうしたらいいんでしょう。

  中休みに全員遊びを仕掛けてみようかな

  授業で「えっ?なんで?」って思わせるような導入をしてみようかな

  「よっ、元気?」って全員に話しかけてみよう

  1週間後に全員を『○○やってがんばってたで賞』って表彰してみるのはどうだろう

もちろん、子どもたちにとって学校が楽しく学べるところであるために、担任の先生ひとりの力だけではどうしようもないところがあります。だから先生方は力合わせをするのです。

新年度スタートのこの時期は、どうしても打ち合わせが増えたり、会議が増えたりするものです。

働き方を意識しつつ、子どもたちがしあわせに過ごせる学校になるよう、力合わせを進めましょう。

そのためにも、週末はみなさんゆっくり休めますように…。