全北海道教職員組合 2th page

私たちの働き方 2024年7月27日

私たちの教育条理こそ本質です~中教審特別部会の審議をうけて~

7月26日、中央教育審議会「質の高い教師の確保特別部会」が開かれました。 この中では、6月14日から28日にかけて募集されたパブリックコメントが議題として扱われました。 それによるとわずか2週間で、18,354件の意見が送付とされたということです。パブリックコメントの中では相当に大量の意見が送付されたことがわかります。 「国民は誤解している」って!? 特別部会の中では、答申案が示され、パブリックコメントに関する討論と併せて、委員による意見交換が行われました。 この中で、「パブリックコメントの意見の多くは、何を言っているんだ!?」というような意見が相次ぎました。「答……

道教組の取り組み 2024年7月20日

SNSを活用した教職員組合運動を共に考えよう

道教組では5月から6月かけて取り組んだ「学校のリアル見える化プロジェクト」をふりかえるとともに、教職員組合運動におけるSNS活用のあり方を考え合うオンライン学習会を行いました。 SNSで迅速にすばやく「あなたの手のひら」へ。紙のニュースでまんべんなく。 まずさいしょは、SNSと紙媒体を併用した取り組みについて。 紙媒体といっても、最近ではPDFをメールに添付したり、それが画像となって単組や支部のLINEで拡散されていく…というのが一般的です。 そうなってくると、SNSと紙媒体(PDF)の違いは何かというと、「人の手をわたっていくかどうか」ということのみです。 ……

道教組の取り組み 2024年7月15日

未来につながる教職員組合運動のカタチ

道教組では、SNSを活用した教職員組合運動のあり方を模索しつづけています。 SNSと「組合あるある」のこんな会話 コロナ禍の前の頃、よくこんな言葉を聞きました。 北海道は広くてなかなか集えないんだよね コロナになって、いっきにZOOMによるオンライン会議が一般化しました。道教組でもたくさんの会議をオンライン化しています。すると聞こえるのが・・・ やっぱり顔を合わせて話したいよね。 教職員組合運動の難しさを感じます。 一方では、集わなくても行動を起こせるということもありました。一斉休……

私たちの働き方 2024年7月6日

保存版・ボーナスの明細からわかること

6月28日は夏のボーナスの支給日でした。 いつもの給与明細とは違う水色の明細表には数字がびっしりと書かれています。 今回は、期末手当・勤勉手当の仕組みをまとめます。 期末手当 期末手当は、給料に基づいて支給率・在籍期間率をかけあわせて計算されるものです。 明細の「算出基礎額」の欄が算出の基礎になります。 この「算出基礎額」は 給料+扶養手当+加算額によって求められます。 さて、この加算額はおおよそ次のように定められています。毎月の給与明細の名前の横の数字はこの「加算額」を示しています。 校長15%教頭10%大卒経験24年以上10%大卒……

道教組の取り組み 2024年7月2日

SNS活用とこれからの教職員組合について考えよう

道教組では、3月の定期大会以来、SNSを活用した教職員組合運動のあり方を模索しています。 今回の「学校のリアル見える化プロジェクト」は、そうした中で中教審「審議のまとめ」を理解するものとしてのチャレンジでもありました。 そこで、SNS活用の観点からこの取り組みを振り返るとともに、今後のSNSを活用した教職員組合運動のあり方を考えるオンライン学習会を企画しました。 みなさんのまわりの組合に加入する先生方と情報を共有していただき、ご参加いただければと思います。日時: 2024年7月20日(土)18:00~19:30 方法:ZOOMで開催 *ZOOM入室時、お名……

全道に広がるパブコメを送る取り組み

道教組では、22日にX(Twitter)デモを行いました。29種類のバナーをたくさん活用いただきました。力合わせをいただいたみなさん、ありがとうございます。 さて、そんな先週からこの週末にかけて、各単組では「みんなでパブコメを送ろう!」という取り組みが進んだようです。道教組にも伝わってきたものだけでこんなにたくさんあります。 根室…執行委員会の会議で話題に。組合員だけでなく、職場でも同僚のみなさんに書き込みを勧めはじめたとのこと。 空知…ZOOMを活用した名物企画「SK-II」の中でパブコメを書く時間を確保。道教組が開催したオンラインミーティングにもこぞって参加してく……

道教組の取り組み 2024年6月23日

全国の仲間が集う1日「全教第69回中央委員会」

教職員組合には「節目」があります。 様々な学習交流集会がありますが、道教組のような各都道府県にある全教の教職員組合が一堂に会するのが中央委員会や定期大会です。 定期大会には「討論」があります。 討論というと、何かをどうにかするために議論するようなイメージをもちますが、教職員組合の大会における「討論」は「こんな取り組みしました」とか「こんなふうに考えています」というような「交流」に近いです。 都道府県によって、教育のあり方が少しずつ違ったりして「そんなことがあるんだなぁ」ということもあれば、「場所が違っても同じなんだなぁ」ということもあるものです。 全教という教職員……

道教組の取り組み 2024年6月18日

6月22日Twitterデモ・バナーはこちらから自由にお使いください

22日のX(旧Twitter)デモに向けて、バナーを量産します。ぜひ、ご活用ください。順次アップしていきます。 「審議のまとめの章ごとのパブコメ」シリーズ banner21ダウンロード banner22ダウンロード banner23ダウンロード banner24ダウンロード banner25ダウンロード banner26ダウンロード banner27ダウンロード banner28ダウンロード bann……

道教組の取り組み 2024年6月18日

6月22日「パブコメを送ろう」のX(旧Twitter)デモを実施します

パブリックコメントが募集されて、5日目です。 みなさんは、パブリックコメントを送りましたか? 職場のたくさくのみなさんと力合わせをしたり、意見を送る制度があるということを知らない先生とも力合わせをするために、X(旧Twitter)デモを行います。 6月22日土曜日、正午にトレンド入りをめざして、10:00~22:00の12時間のX(旧Twitter)デモです。 18日になって、政府が策定を進めている「骨太方針」について、「関係者の話」として中教審「審議のまとめ」の内容が盛り込まれるという報道がされており、「審議のまとめ」はまるで規定路線のようになっており、気にな……

パブコメは、社会は変えるうねりになる

パブリックコメントが始まって、早くも4日が経過しました。2週間というのはあっというまで、ちょっと学校が忙しくなると、忘れ去ってしまいそうな日程です。 道教組では、この機会に現場のリアルを見える化して、よりよい教育を求め合うための取り組みとして#学校のリアル見える化プロジェクトを実施しています。学校の先生は日頃から「現実対応」として、自分達のまわりの教育活動の「現実的な落としどころ」を見つけているものです。そんな毎日の中でちょっと腰を据えて文部科学省に意見を送ってみようというのがパブリックコメントの取り組みです。 学校でよくある「現実対応」に慣れてしまった私たち ちょっと「……